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保育園の木育を活かす収納家具|失敗しない選び方のポイント解説

  • 4 日前
  • 読了時間: 14分

保育園では、着替えやタオル、連絡帳といった子どもの持ち物が毎日集まり、収納家具の高さや置き場所に悩む場面が増えがちです。近年は木のぬくもりに触れる木育の考え方が広がり、木製の収納家具を選ぶ園も見られます。


ただし収納量や安全な形状、素材の耐久性、オーダーメイドと既製品の違いなど、判断の軸は一つではありません。子どもが自分で片づけやすく、現場に合った収納家具を選ぶための視点を、種類や素材の面から順に整理します。




1. 保育園の木育と収納家具の基礎知識


1.1 保育園で収納家具が必要になる場面


保育園で収納家具が足りないと感じるのは、子ども一人ひとりの持ち物が想像以上に多いためです。登園時には着替えや帽子、連絡帳などが一度に集まり、収納が追いつかないという相談は、保護者向けの知恵袋などでも見かけます。


主に次のような場面で、収納家具の必要性が高まります。


  • 着替えやタオルなど日々の持ち物の置き場

  • 個人ごとに分ける私物の管理

  • 絵本やおもちゃの片づけスペース

  • 上履きと外履きの区分


こうした場面が重なるほど、限られた保育室を圧迫しやすくなります

持ち物の種類ごとに置き場所を決められる収納家具があると、動線が整い、子ども自身が片づけに関わりやすくなります。


1.2 木育の視点で収納家具を考える意味


木育の視点で収納家具を考えると、日々触れる家具そのものが木に親しむ機会になります。保育室で長い時間を過ごす子どもにとって、手が触れる棚やロッカーの素材は、身近な自然素材との接点になりがちです。


木のぬくもりや木目の質感は、合成素材にはない落ち着きをもたらすと語られることがあります。ただし木製が常に優れているわけではなく、用途や予算に応じた選択が前提です。


家具を通じて木に触れる時間が増えることは、木育の考え方と結びつきやすい側面です。園の方針や保育のねらいと照らし合わせながら、素材を選ぶ視点を持っておくと判断しやすくなります。


また、収納家具は数年単位で使い続ける設備でもあります。

日常的に触れるものだからこそ、木育のねらいと園の使い方の両面から素材を見比べておくと、導入後の満足度につながりやすくなります。



2. 木育とは?保育園に木製の収納家具を取り入れる考え方


2.1 木育とは何か基本的な意味


木育とは、木や森との関わりを通じて心を育てる考え方を指します。

「木で育てる」「木で育む」という意味を持ち、木製のおもちゃで遊ぶことだけでなく、木の空間での活動やものづくり、森とのつながりを感じる体験までを含みます。


背景には、五感への刺激や創造性の広がり、いのちへの気づきといった要素があるとされています。シンプルな木の素材が、子どもの想像力を引き出す入り口になるという見方もあります。


保育の現場では、収納家具のような日常の設備も木育に関わる要素の一つになりえます。遊具だけでなく、生活の中で木に触れる環境を整える視点が、木育の実践につながります。


2.2 木製の収納家具が保育の現場で選ばれる場面


木製の収納家具が選ばれるのは、素材の質感や安心感が保育の雰囲気に合うと考えられる場面です。


すべての園に当てはまるわけではありませんが、次のようなケースで検討されることがあります。


  • 木のぬくもりを保育環境に取り入れたいとき

  • 五感への働きかけを大切にしたいとき

  • 室内の内装や床材と質感をそろえたいとき

  • 温かみのある雰囲気づくりを重視するとき


こうした狙いがある園では、木製の収納家具が候補に挙がりやすくなります。

一方で水回りや汚れやすい場所では、後述するように別素材との組み合わせを検討する余地もあります。



3. 保育園の収納家具を選ぶ主なポイント


3.1 保育園の収納家具は子どもの身長に合った高さで選ぶ


収納家具を選ぶうえで最初に押さえたいのは、子どもの身長に合った高さで製作できるかどうかです。手が届かない棚では、子どもが自分で出し入れできず、片づけの習慣づけにもつながりにくくなります。


次の手順で高さの検討を進めると整理しやすくなります。


  1. 対象年齢を決める:0〜2歳児か3〜5歳児かで届く高さが変わる。


  2. 使う子どもの目線を確認する:立った状態で無理なく届く位置を測る。


  3. 製作仕様に反映する:身長に合った高さで製作できるタイプを選ぶ。


年齢に応じて適切な高さは変わるため、既製品の一律サイズが合わないこともあります。子どもが自分で手を伸ばせる高さにそろえることで、日々の使いやすさが変わってきます。


3.2 収納家具の収納量と使い勝手のバランスを考える


収納家具は容量が大きいほど良いとは限らず、使い勝手とのバランスが判断の軸になります。詰め込みすぎると奥の物が取り出しにくくなり、子どもが自分で管理する妨げになりがちです。


必要な機能を絞る発想も有効です。収納内を重視しない場合は、底板や背板なしの仕様にすることで、コストダウンが可能です。


まずは何をどれだけ収納するかを洗い出し、過不足のない容量を見極めることが出発点です。使う頻度の高い物を取り出しやすい位置に配置する視点を持つと、日常の運用が楽になります。


3.3 収納家具の角の丸みと安全な形状を確認する


安全面では、角の処理と全体の形状を必ず確認しておきたいところです。

走り回る子どもがぶつかっても大きなけがにつながりにくいよう、角の丸み加工の有無は見落とせない確認点になります。


チェックしたい安全面の項目を挙げます。


  • 天板や側面の角の丸み加工

  • 扉や引き出しの指はさみ対策

  • 転倒を防ぐ固定方法

  • ささくれやばりのない表面仕上げ


これらは日々使う子どもの安全に直結します

設計段階で確認しておくことで、設置後に手直しが必要になる事態を避けやすくなります。



4. 保育園でよく使われる収納家具の種類


4.1 個人用ロッカータイプの収納家具


個人用ロッカーは、子ども一人ひとりの持ち物を分けて管理するための基本的な収納家具です。名前の表示や区分けの工夫によって、子どもが自分の場所を認識しやすくなります。


用途と特徴を整理すると次のとおりです。


区分

主な用途

工夫のポイント

上段

帽子・カバンの収納

名前シールで場所を明確化

中段

着替え袋の収納

一人分ずつ仕切る

下段

タオル・小物の収納

手が届く高さに設定

フック部

上着・通園バッグ

掛けやすい高さに配置


このように段ごとに役割を分けると、持ち物が混ざりにくくなります

自分の名前が付いた区画があることで、子どもが自分で片づける意識も育ちやすくなります。


4.2 下駄箱・靴箱タイプの収納家具


下駄箱や靴箱は、外履きと上履きを分けて収納できるかが選ぶうえでの分かれ目です。園庭で遊ぶ保育園では靴の出入りが多く、区分けが曖昧だと取り違えが起こりやすくなります。


設置スペースに合わせた製作ができると、玄関まわりの限られた面積を無駄なく使えます。人数分の段数や一段あたりの幅を現場に合わせて調整することで、収まりが良くなります。


外履きと上履きの動線を意識した配置にすると、登降園時の混雑も緩和しやすくなります。園児数の増減に備えて、余裕を持った段数を検討しておくと安心です。


4.3 絵本やおもちゃ向けの収納家具


絵本やおもちゃの収納は、子どもが自分で片づけやすい高さと見やすさが鍵になります。しまう場所が分かりにくいと、片づけが大人任せになりがちです。


自分で片づけを促す工夫の例を挙げます。


  • 表紙が見える絵本ラック

  • 中身が分かる浅めのおもちゃ箱

  • 低い位置に設けた取り出し口

  • 種類ごとに分けた区画


こうした工夫があると、子どもが遊びの後に自分で戻す動きが生まれやすくなります。見やすさと戻しやすさを意識した設計が、片づけの習慣づくりを後押しします。



5. 収納家具の素材と仕上げの選び方


5.1 収納家具に使う無垢材と集成材の特徴


無垢材と集成材は、質感や扱いやすさに違いがあり、用途に応じて向き不向きが分かれます。どちらが優れているというより、園の使い方や予算に合わせて選ぶ対象です。


主な特徴を比較します。


比較軸

無垢材

集成材

質感

木そのものの風合い

均一で安定した見た目

傷への対応

傷補修がしやすい

表面材により異なる

反り・割れ

環境で動くことがある

比較的安定しやすい

価格の傾向

材により幅がある

抑えやすい場合が多い


このように、材質により耐久性や扱いやすさは異なります。どの性質を優先するかを先に決めておくと、素材選びの迷いが減ります。


5.2 収納家具に木製とステンレスを組み合わせる場合の考え方


木製とステンレスを組み合わせると、木のぬくもりと水回りの耐久性を両立しやすくなります。全体を木製にしつつ、水や汚れに触れる部分だけ素材を変える発想です。


水を扱う天板やシンクまわりには、さびに強く長期間使用しやすいSUS304ステンレスを使う組み合わせが挙げられます。木部で温かみを保ちながら、濡れやすい箇所の劣化を抑える狙いです。


保育室と手洗いスペースが近い園では、こうした複合的な仕様が現場に合う場合があります。汚れや水濡れが想定される箇所は木製単体にこだわらず、部位ごとに素材を選び分ける発想を持っておくと、家具全体の耐久性を保ちやすくなります。


木部とステンレスの境目は、水の入り込みや汚れがたまりやすい部分でもあります。継ぎ目の処理や掃除のしやすさまで見込んで仕様を決めておくと、長く清潔に使いやすくなります。


5.3 収納家具の表面仕上げの選択肢


表面仕上げは、見た目だけでなく手入れのしやすさや耐久性にも関わります

使う場所の汚れやすさに合わせて選ぶと、日々の掃除の手間が変わってきます。


仕上げごとの向き不向きを整理します。


  • 木の質感を活かせる無垢材仕上げ

  • 安定した見た目の集成材仕上げ

  • 汚れや傷に強いメラミン化粧板

  • 拭き取りやすさを重視した塗装仕上げ


汚れやすい水まわりにはメラミン化粧板、質感を大切にしたい場所には無垢材、といった使い分けが考えられます。設置場所の条件に合わせて仕上げを選ぶと、掃除の負担を抑えやすくなります。



6. オーダーメイドと既製品で比べる保育園の収納家具


6.1 オーダーメイドの収納家具が適しているケース


オーダーメイドが適しているのは、限られたスペースや特定の機能と耐久性が必要な場合です。既製品では寸法や仕様が合わず、無駄な隙間やデッドスペースが生じることがあります。


次のようなケースで、オーダーメイドが選ばれやすくなります。


  • 柱や梁で凹凸のある壁面に合わせたいとき

  • 限られたスペースを無駄なく使いたいとき

  • 特定の機能と耐久性を両立させたいとき

  • 木製とステンレスを組み合わせたいとき


こうした条件が重なるほど、現場に合わせた製作の利点が生きてきます

既製品では対応しきれない要望がある園にとって、有力な選択肢になります。


6.2 既製品の収納家具でコストを抑える場合の考え方


既製品は、コスト重視で使い勝手を妥協してもよい場合に向いています

標準化された仕様のため、オーダーメイドより費用や納期を抑えやすい傾向があります。


一方で、寸法や機能が現場に完全には合わないこともあります。

設置場所に余白が生じたり、必要な機能が不足したりする点は、あらかじめ許容できるか確認しておきたいところです。


まずは譲れない条件と妥協できる条件を切り分けることが判断の出発点です。

コストと使い勝手のどちらを優先するかを整理すると、既製品とオーダーメイドの選択がしやすくなります。


加えて、導入後に使い続ける年数も判断材料になります。

長く使うほど耐久性や修理のしやすさが効いてくるため、初期費用だけでなく使用期間全体で見比べる視点も持っておくと選びやすくなります。



7. 保育園の収納家具を設置する前に確認したいこと


7.1 収納家具の設置スペースと搬入経路を確認する


設置前にまず確認したいのは、置き場所の寸法と搬入経路です。家具そのものが収まっても、通路や扉を通せなければ搬入できません。


次の手順で確認を進めると漏れが減ります。


  1. 設置スペースを採寸する:幅・奥行・高さを実測する。


  2. 搬入経路を確認する:扉幅やエレベーターの寸法を測る。


  3. 床の状況を確認する:解体後の躯体の状況により、床の補強が必要になることもある。


特に重量のある家具では、搬入と設置の両面から検討が欠かせません

事前の採寸と経路確認が、当日の手戻りを防ぐ第一歩になります。


7.2 保育園の収納家具の費用の考え方と見積もりの比較


費用は、ステンレスや木部の材質によって差が出る点を押さえておくことが大切です。同じ収納家具でも、使う素材や仕様によって価格帯は変わります。


見積もりを比較するときは、金額だけでなく提案の中身にも目を向けたいところです。現場を見て状況を把握したうえで提案できる業者かどうかを確認することが、仕上がりの精度につながります。


複数の見積もりを取る際は、価格と提案内容の両面で比べる姿勢が役立ちます。安さだけで選ぶと、設置後の使い勝手に差が出ることもあります。



8. 保育園の収納家具製作は株式会社ヒライファシリティーズへ


8.1 現場毎の設置条件を考慮したカスタマイズに対応


保育園ごとに保育室の形や動線は異なり、既製品だけでは希望に届かない場面が出てきます。株式会社ヒライファシリティーズは、現場ごとの設置条件を考慮したカスタマイズに対応し、設置場所や用途に合わせた仕様の選択を提案します。


対応できる主な内容を挙げます。


  • 設置場所の形状に合わせた寸法調整

  • 用途に応じた収納構成の設計

  • 木製とステンレスなど素材の組み合わせ

  • 子どもの身長に合った高さでの製作


こうした調整によって、限られた保育室を無駄なく使える収納家具に近づきます


壁面の凹凸や搬入経路といった制約がある園でも、現場に合わせた仕様を相談しながら形にできます。製品ごとの考え方はヒライファシリティーズの製品情報でも紹介しています。


8.2 収納家具の相談から製作までの流れ


相談から製作までの流れを知っておくと、依頼のイメージがつかみやすくなります。株式会社ヒライファシリティーズは、初期のご相談からお見積りまで無料で対応する体制を整えています。


まず要望や設置条件をうかがい、現場の状況を踏まえて仕様を検討します。

製造メーカーと設備工事者の連携がとれる体制かを確認し、製作と設置の両面で条件をすり合わせながら進められます。


専任の担当を置きにくい園でも、相談段階から仕様や費用の見通しを確認できます。まずは収納家具の希望や気になる点を株式会社ヒライファシリティーズへ伝えるところから始められます。



9. まとめ:保育園の木育に合う収納家具を選ぼう


保育園の収納家具は、子どもの身長に合った高さ、安全な形状、素材や仕上げの違いを踏まえて選ぶことが基本です。木育の視点を取り入れるなら、日々触れる家具の素材にも目を向ける価値があります。


オーダーメイドと既製品には、それぞれ向くケースがあります。限られたスペースや特定の機能と耐久性が必要ならオーダーメイド、コスト重視で使い勝手を妥協してもよいなら既製品、という切り分けが判断の軸になります。


設置前には、採寸や搬入経路、床の状況まで確認しておくと安心です。

現場に合った収納家具づくりで迷ったときは、株式会社ヒライファシリティーズにお声がけください。



保育園の木育に合う収納家具は株式会社ヒライファシリティーズへ


株式会社ヒライファシリティーズは、現場ごとの条件に合わせ、木製とステンレスを組み合わせた収納家具をオーダーメイドで製作します。初期のご相談からお見積りまで無料のため、収納家具選びで迷ったらお気軽にご相談ください


保育園に合う収納家具づくりで気になる点があれば、まずは希望をお聞かせください。



 
 
 

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